地域協働型教員養成プログラム

地域協働型教員養成プログラム

本学と県および各地域の教育委員会をはじめとする機関が連携するシステムを基に,地域における諸種の体験や実践,本学教員が専門性を活かし各地域で取り組んでいるさまざまな地域連携を活用することで,より高い人間性と柔軟な思考力を持つ教員養成を目指します。

キャリアサポート実習

青森県教育委員会が主催する高校生のキャリア形成を支援するワークショップ「キャリサポ」に参加することによって,以下に示すような対人関係スキルを向上させます。

キャリアサポート実習
コミュニケーション
  • 心のシャッターを開けるスキル
  • 聴き上手になるスキル
  • 気持ちを伝えるスキル
コーチング
  • 聴いて受け止めるスキル
  • 発問して引き出すスキル
ファシリテーション
  • 場をつくり,つなげるスキル
  • 話し合いを活発化するスキル

その後

キャリアサポート実習
ワークショップ

県立高校の現場で実践します。将来について語り合うなど,楽しく和やかな雰囲気で進められます。

ワークショップ実施校例
  • 青森県立黒石商業高校
  • 青森県立弘前中央高校
  • 青森県立青森北高校
  • 青森県立七戸高校
  • 青森県立野辺地高校
  • 青森県立青森東高校
  • 青森県立三本木高校
  • 青森県立むつ工業高校
  • 青森県立田名部高校
  • 青森県立青森西高校

地域コラボレーション演習

平成25年度より実施している地域協働型教員養成プログラムで,弘前市教育員会の関連行事や公民館における教育実践活動,または本学部教員と地域との協働プロジェクト等に積極的に参加し,学校教員として必要な高い人間性と柔軟な思考力を養成します。

地域住民との交流

地域コラボレーション演習

僻地体験や近隣地域における学習ボランティア,公民館活動や子ども会支援等の教育活動への参加。地域社会とかかわりの深い実習の充実を図るなど,教育的観点から大学と地域住民との交流を盛んに行います。(写真:公民館と連携した子育て支援活動にょっき)

在校生の声

美術専修3年 苫米地 結子

「向き合うきっかけをつくる」

平成25年度入学 苫米地 結子

私たちは,高校生と一緒に「これから」について考える活動をしています。高校生にとって明確な目標や行き先が決まることは,大きな自信に繋がります。過去・現在・未来…知っているようで知らない自分のこと。それらに向き合えるよう,大学生は時間いっぱい高校生と一緒になって考えます。

高校生はこれからの不安でいっぱいです。しかし,大学生の体験談やアドバイスをききながら,徐々に自分の未来について前向きに捉えてくれるようになります。
企画中に進路の答えを出すことはとても難しいです。しかし,私たちは,その答えを求めていません。キャリアサポートは,あくまで進路について考えるきっかけづくりをするワークショップです。私たちの願いは,一人でも多くの高校生が,進路について前向きになってくれること。ただそれだけに尽きます。

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