学部長メッセージ

弘前大学教育学部 学部長 福島裕敏からのメッセージを掲載しています。弘前大学教育学部は「専門力と実践力を兼ね備えた地域から期待される教員の養成」を目指し、教員への道のりをしっかりとサポートします。

弘前大学 教育学部長

弘前大学教育学部 教育プロフェッショナルへの道
弘前大学教育学部 学部長

メッセージ

専門力と実践力を兼ね備えた教員を養成

本学部の目的は、「子どもの発育発達や能力に応じた主体的な学びを支援することのできる,学校現場で活躍できる専門力と実践力を兼ね備えた教員を養成すること」です。

学校教員の仕事の難しさの一つは、多数の子どもを相手にしつつ、一人ひとり違う子どもの学びと育ちを支援することにあります。「教育プロフェッショナル」である学校教員には、教育に関わる専門的知識や実践的なスキル、そして子どもや関係する人々に説明し応答する見識が必要です。

チームとなって、子ども一人ひとりの学びと育ちを支援

学部段階では、「実践的教員養成」を目指し、大学で教養科目や専門科目を学びつつ、一年次から附属学校園・公立学校等の教育現場を経験しながら、「教育プロフェッショナル」として段階的に成長していく教員養成カリキュラムを開発してきました。また、附属教員養成学研究開発センターによるカリキュラムの検証・改善、附属教育実践総合センターによる教育実践活動支援、附属学校園による教育実習等の学校現場への参画機会の提供、そして教職経験豊富なコーディネーターを迎えた教職支援室による教職キャリア支援等、皆さんの成長を支える体制も整備してきました。

平成29年度に創設された教職大学院では、演習と実習を中心としたカリキュラムにおいて、理論と実践との往還・融合を通じた省察にもとづく、様々な教育課題の解決に挑戦しています。また令和2年度からは、学部卒学生を対象とした学校教育実践コース・教科領域実践コース・特別支援教育実践コースが開設されました。

学部・教職大学院・附属学校園がチームとなって、子ども一人ひとりの学びと育ちを支援する「教育プロフェッショナル」を育て・支え、新しい教育実践を拓くことにより、社会に貢献していきます。

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