教職支援室

弘前大学 教育学部 教職支援室

弘前大学教育学部では教師を目指す学生のために「教職支援室」を設置し、小・中学校長経験者が教職キャリア支援コーディネーターとして教職についてや教員採用試験に向けてのオールラウンドな具体的助言や対話を重ねています。

教職支援室とは

弘前大学 教育学部 教職支援室

教育学部には、 教師を目指す学生のために「教職支援室」が設置されています。教職支援室では、パワフルな小・中学校長経験者の先生方が、教職キャリア支援コーディネーターとして学生指導にあたっています。

教職に関わるあらゆること、教員採用試験に向けての具体的助言などを、一人ひとりと対話を重ね、学生の「教員になる」意識を高めてくれます。①小論文の添削、②願書の添削、③自己 PR文の添削、④個人面接・集団面接、⑤集団討論、⑥模擬授業、⑦場面指導、⑧進路相談などに対応し、教育論や人生論も含め、共に考え、経験を伝え、指導してくれます。

教員を目指す多くの学生が「教職支援室」を活用しています。教職支援室は、たくさんの学生が「教師になりたい」から「教師になる」と決意を新たにし、教職の大空に飛び立つスポットでもあります。

弘前大学 教育学部 教職支援室
弘前大学 教育学部 教職支援室
弘前大学 教育学部 教職支援室

教職キャリア支援コーディネーターの声

山田 真寿美 特任教員

山田 真寿美 特任教員

目まぐるしく変化する社会を生きる子どもたちには、様々な出会いや関わりの中で、自己を見つめ、よりよい生き方を実践できる人に育ってほしい。

そのために、学校は一人一人異なる背景をもつ子どもが、友達や仲間と学び合い語り合い、切磋琢磨しながら互いに成長できる場でありたい。そこには、どんな子どもも丸ごと受け止め、深い愛情を注ぎながら、個々のよさを存分に発揮させようとする教師集団がいる。
今年も、「なりたい教師」の青写真を手に、学部の枠を超えたくさんの学生が支援室を訪れている。「なぜ、教師の道を選ぶのか」「自分はなれるのか」自問自答を繰り返し、支援室の出会いから答えを見つけていく。同じ目標をもつ仲間とチームを作り、励まし合って最後の最後まで諦めない。目の前の壁を、一つ、またひとつ乗り越えた先に「教師になる」覚悟が見えてくる。子どもの幸せを創る教師の姿がそこにあるのが、心から嬉しい。


葛西 裕幸 特任教員

葛西 裕幸 特任教員

教職に就こうと考えている皆さん、「学校では子どもたちが、若くフレッシュな君たちを待っている!」そして、「昔フレッシュだった我々4人も教職支援室で待っている!」そして、そして、「日本(の教育界)は、君たちのような高い志をもったやる気のある先生を切望している!」これは、疑いようのない事実です。

「志あるところに道あり」「努力は能力を凌駕する」「無駄になる努力はない」など、皆さんを鼓舞することばはいくらでもありますが、今、一番大事なことは、勇気をもって一歩を踏み出すことです。 最初は、誰でも素人。なりたい自分に向かって我武者羅に努力するときです。その努力がよい結果につながること、そしてその先にあるプロフェッショナルな先生につながることを期待して、教員を目指す皆さんを教職支援室チームは全力でサポートしていきます。まずはどんなところか気軽にのぞきに来てください。お待ちしています。


工藤 美代子 特任教員

工藤 美代子 特任教員

教職支援室には、たくさんの本がある。絵本もある。教科書もある。難しい本もあるが、そう難しくない本もある。気になった本を手に取って読んでみる気軽さを味わえる。もう一つ、資料がたくさんある。これまでの先輩たちが残した努力の足跡である。過去数年間の汗と涙(はないかもしれないが、人知れず流して書いていた人もいるかもしれない。)の小論文の取り組みもある。添削された跡がそのまま残っている貴重な資料だ。「先生になりたい」「先生を目指します」と来室してくる。「まずは、小論文から書いてみましょう。」と始まる。教員採用試験に向けての第一歩がそこから始まる。

技術革新が進む中でAIの発達は目覚ましいものがあるが、この先そのAIにとってかわられるであろうと予想される職業に教師は含まれていない。人を育てるのはやはり人でなければならない。教職支援室に来る学生に「教師になる」という強い意志が芽生え、眼差しも真剣になり、教師という職業に対する熱い思いを抱くようになってくる姿にエールを送るとともに、全力で応援したい。


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佐藤 忠浩 特任教員

子どもたちの笑顔を目指して、これまでいろいろな職場で教育に携わってきました。いろいろな経験をさせてもらった中で思うのは、目の前に子どもたちがいることの幸せです。学校という集団の中で、いろいろな活動や体験を通して子どもたちの笑顔が生まれます。仲間とぶつかり、それでも折り合いをつけて話し合い一緒に考えるから、おもしろい。年下の子にどうやったらわかってもらえるか、一生懸命考え悩み、最後にありがとうって言ってもらえるから楽しい。そこに自然と笑顔が生まれてきます。
“みんなちがってみんないい”は大事です。ちがうから個性を感じられるからです。その先の、“ちがう個性が集まって、みんなで力を合わせてゴールに向かう”ことはもっと大事です。だから、一人一人が役目を感じることが大切になるのです。
教職支援室での学びでも、一人一人が目指す教員像に向かって学びを積み重ねていく中で、仲間と力を合わせてゴールを目指していく姿は、それに近いものがあります。そんな学びを重ねた皆さんが仲間に入ってくるのを子どもたちは待っています。

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