令和7年度 充実期研修講座
組織で解決する力を伸ばす -チーム学校を支えるスクールリーダーのために-
この講座は、育成指標の充実期あるいはその準備期の先生方のために、青森県教職員研修計画に位置づけられた研修プログラムです。2025年度は、校長推薦を経て20人の先生方が参加されました。
講座は、4~11月に展開されますが、オンライン・オンデマンドを活用し、集合研修は夏休みと11月の2回のみ。忙しいミドルリーダー世代が参加しやすいようにしています。
前半は、最新の教育事情や組織マネジメントについて学びつつ、各自が勤務校の課題を見つめ、改善に向けたアクション・プランを策定します。後半は実際に勤務校で実践します。その実践のプロセスを、教職大学院の教員がコンサルテーションによって支えるのも大きな特徴です。
| アクションプラン例 | |
|---|---|
| 若手や単級を初めて経験する人が安心して働ける環境づくり(小学校) | 生徒情報共有シートで情報共有 -生徒の特性・能力・志望を把握して組織的・協働的指導へ(高等学校) |
| 「いつでも・どこでも・誰とでも」気軽に相談できる環境づくり -ワールドカフェ方式の校内研修等(小学校) | 国公立大学進学支援アクション・プラン -農業高校から進学を目指す生徒の孤立を解消する組織的指導体制の構築(高等学校) |
| 「生徒主体による学校の魅力発信プロジェクト」 -学びを活かし生徒が主体的に楽しみながら情報発信(特別支援学校) | 学校タテヨコプロジェクト「同僚性」と「協働」で築く学校づくり -若手教員育成と生徒による学校紹介動画作成(高等学校) |
| 「自分で判断し、対応する力」を育むためのセルフケア教育の実践 -保健室の適正利用を目指して(中学校) | 「卒業を祝う会」大改革! -保護者と学校の対話をもとに(特別支援学校) |
| Chromebook修理講習会 -生徒の学びを止めないために、よくある故障への対応力を高める(中学校) | 働き方改革のための校務DXの推進 -会議資料のペーパーレス化と公務への活用(中学校) |
写真は、最後に行われた第2回集合研修の様子です。互いのアクション・プランの報告から学び合い、生き生きとした表情で過ごされていたのが印象的でした。
参加者の声
- 研修を通して、学校課題とその課題に対して何ができるのかを考えるようになりました。今回のアクション・プランの立案に向けて、さまざまな具体案を考えました。
その経験を通して、生徒をどのように育てたいかということを深く考えるようになり、その結果、日々の対応に追われていた自分が、先を見据えて先生方や生徒と関われるようになったと思います。 - 計画し実践する中で、さまざまな立場(校内の分掌、役割、状況など)に立って考える機会が多かった。また、学校全体の計画に対応させて見通しを持たせる必要があった。それらは、今まではあまり経験したことのないことだったので、新たに計画し実行に移すために必要な視点、考え方を得られたと考えている。
また、持続可能な取組とすることに有効性と困難性を実感した。新たに何かを行う際には、単なる足し算ではなく、従来のものの形を変えたり、代わりに何かを簡略化したりするなどの工夫が必要であることがよくわかった。 - 充実期研修を受講したことで、自分も挑戦してみていいんだ、提案してみていいんだという気持ちになりました。今回を機会にこれまで何とか変えていきたいと思っていた課題に向き合い取り組むことができました。アクション・プランのワークシートがわかりやすく、このように進めていけばいいんだということを学ぶことができました。
新しいことに挑戦していくことは簡単なことではありませんが、子どもたち、保護者、教員にとって何がベストなのかを常に考えていきたいと思いました。









