ミドルリーダー養成コース

ミドルリーダー養成コース

校内研修、地域連携、教材開発などの課題に、中心となって他者と共に創造的に取り組むことのできるミドルリーダーの育成をします。

対象 原則として青森県教育委員会が派遣予定の公立学校教員
教員像 校内研修、地域連携、教材開発などの課題に、中心となって他者と共に創造的に取り組むことのできるミドルリーダー

実習の概要

到達目標

事実を収集・分析し,解決のための仮説形成,実践を継続的に推進する中で,地域や学校課題を見極め,学校内外と協働して研修会等を企画運営し,組織的に課題解決に取り組むことができる。

実習モデル

ミドルリーダー養成コース 実習の流れ

実習の様子

2019年度
実習ⅠA-1a 事実の収集の仕方を学ぶ実習(附属学校園、県立学校)

附属特別支援学校
実習ⅠA-1b 事実の収集の仕方を学ぶ実習(教育関連施設)

青森県総合学校教育センター

弘前市教育委員会
実習ⅠA-2a 授業実践省察実習(附属学校園)

所属院生からのメッセージ

2019年度入学 工藤 清和(特別支援学校教諭)

弘前大学 院生メッセージ

 教職大学院のこれまでの授業を振り返ってみます。授業は、長年研究を続けてきた研究者教員と学校や教育委員会などで実践を積み重ねてきた実務家教員がチームになって、時に熱く、時にユーモアを交えて、私たち院生の学びを広げ、深めます。理論や実践の一方に偏ることなく、理論に基づいた実践カを高めることができます。行為の中の省察を行い、自分自身の課題と向き合うことは苦しいときもありますが、今後も省察を続けて職能成長ができればという気持ちが湧いてきます。

 現職教員院生と学部卒院生が共に学ぶことは、教職大学院の魅力の一つです。学部卒院生は吸収力が高いので、私の経験に基づいた発言や関わりが適切であったかどうか悩むこともありました。しかし、一緒に学ぶことで学部卒院生が実践力を身に付け、成長していく姿に出会うことは、大きな喜びになりました。実習において学部卒院生が個性を発揮し、子供たちと真摯に向き合う姿に勇気をもらっています。

 実習では、子供たちの学びを見取ることの大切さを学びました。学ぶ側の理解に沿った視点、文脈や状況に即した思考など子供の見方・考え方を重視した授業づくり、子供の内面を捉え、学びの過程に寄り添う校内研修が求められていると感じました。

 いじめや不登校、虐待、貧困、性被害など、子供たちの置かれている環境にも気付かされました.学校だけで解決することが難しい問題もあります。家庭や地域関係機関(医療、福祉、行政、NPOなど)との連携を図り、協働して対応していくことの重要性を学びました。このことを踏まえ、より広い視野で学校課題や教育課題の解決に取り組んでいきたいと思っています。多面的で深い学びの場が、教職大学院だと感じています。

2020年度入学 佐藤 雄大(高校教諭)

弘前大学 院生メッセージ

 私は教職大学院の学修をとおして、これまでの教育活動実践と根拠となる理論を結び付けることができたと実感する場面が多くありました。たとえば講義「現代の学校と教員の動向と課題」でバーンスティンの教育システム論からシステム関係と分類の位相の概念を学びました。職業高校における教育内容の再編成がどのように行われてきたかをひも解き、内容が心にストンと落ちたことを鮮明に覚えています。

 また、インクルーシブ教育システムや学校の安全管理、子どもの貧困、ジェンダー、外国につながる子どもの支援などといった課題にも気づきました。家庭との連携に加え、医療・福祉・行政・NPOなどの専門機関とも協働したいと考えました。

 私は今後も「協働力」「省察力」「課題探究力」「自律的発展力」という4つの力を高めていきます。そして高等学校・農業科の教員として教職大学院で得た学びを教員へ還元し、課題解決に向けて組織的に取り組んでいきます。

2020年度入学 山本 隼人(中学校教諭)

弘前大学 院生メッセージ

 新型コロナウイルスがあらゆる社会活動に影響を及ぼす中ではありますが、教職大学院の先生方をはじめ多くの方々のご尽力に支えられ、前期の学びを終えることができました。改めて感謝の気持ちでいっぱいです。また先日、実習の一環として久しぶりに勤務校に赴きました。そこでは、様々な制約がある中でも「どうしたら子どもたちにこれまでと同じような学校生活での達成感を味わわせることができるか」を、必死に模索する先生方の姿を拝見しました。私も、現在の環境の中でできる限りの学びを吸収しようと思いを新たにすることができました。

 後期では、講義に加えてこれまで以上に多くの実習に臨みます。自分自身のこれまでの取組、大学院での知識や理論、各種実習、そして、これからの取組を「つなぐ」意識を今まで以上に高め、勤務校の先生方やこれから向き合う生徒たち、そして地域の教育活動に少しでも還元できるよう、謙虚に取り組んでいきたいと思います。

募集定員

人数 8名程度
試験内容 学力検査として「口述試験(入学希望等調書及び教育実践概要の記載内容に関する審査を含む)」を課す

※試験の詳細については、入試課HPをご覧下さい。

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