幼児教育サブコースでは、幼児一人ひとりの心の状態に関心を寄せ、幼児期の特殊性を尊重して幼児と共に成長して行くことのできる柔軟で知的好奇心豊かな学生の育成を目指しています。
幼児教育サブコースに所属できるコース・専修の学生
学校教育教員養成課程・初等中等教育専攻・小学校コース
概要
柔軟で知的好奇心豊かな学生の育成を目指して
幼児教育では,幼稚園などで幼児と関わるために必要になる理論的・実践的知識を学ぶなかで,幼児一人ひとりの心の状態に関心を寄せ,幼児期の特殊性を尊重して幼児と共に成長して行くことのできる,柔軟で知的好奇心豊かな学生の育成を目指しています。
幼児教育サブコースには,幼児心理,幼児教育の2分野があり,幼児に関連する様々な内容に関心のある分野からアプローチして学んでいくことができます。
例えば,幼児心理分野では幼児の生活習慣や遊びの発達,また社会性や道徳性の発達,あるいは絵本や遊具の研究などからアプローチできます。幼児教育分野では,幼児の教育の歴史や,新しい幼児教育の展開の研究からアプローチできます。
なお,幼児を理解し適切な対応をとるための研究などもありますが,これらは両方の共通分野として考えられます。
卒業所要単位で取得可能な教員免許状
小学校コース選択
- 幼稚園教諭一種免許状※
- 小学校教諭一種免許状
ゼミのおもな研究テーマ
- 武内 裕明(幼児教育)
- 幼児の保育・子ども観の研究
- 松本 恵美(幼児心理)
- 幼児の仲間関係の発達に関する研究
メッセージ
幼児教育は,小学校就学前の子どもたちを対象として,直接的で心を動かされる体験を通した学びや人格の形成を通じてその後の人生全体の基盤を築いていく重要な教育です。
このことを踏まえて,入学志願者の皆さんには以下のような取り組みを期待します。
- 各教科での学びに基づいて,人間らしさや人の育ちに関して考えること。
- 幼児と実際に関わる機会をもつこと。
- 幼児の発達や教育についてのニュースや本に関心を持ち,深く考えること。